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マップのスタイリング

QGISのすべてのスタイル設定は、QFieldによって直接サポートされています。 これには、連続値による定義、カテゴリ値による定義、ルールによる定義、2.5Dなどのすべての描画タイプと、データ定義のシンボルが含まれます。

表示名の定義

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QFieldでは、オブジェクトは名前で識別されます。 この名前を生成する式は、QGISで属性テーブルを開き、フォームビューに切り替えることで定義できます。 リスト内の適切なフィールドまたは式を選択します。 QGIS 3以降、これはベクターレイヤプロパティ --> 表示名ページから直接設定できます。

表示名の定義はレイヤの検索時にも使用されます。

表示名は、QField全体で識別文字列で地物を表示するために使用されます。
表示名は、QField全体で識別文字列で地物を表示するために使用されます。

読取専用、情報表示不可、検索可能なレイヤー

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プロジェクト内のいくつかのレイヤーは、純粋にビジュアライズのためだけにあります。 ユーザーがオブジェクトの情報を表示するためにどこかをタップしても、そのようなレイヤーは表示されるべきではありません。

またあるレイヤーは情報源として提供されるのみで、利用者によってそれが変更されることは好ましくありません。属性の編集は地物の追加と削除の機能からレイヤーを保護することができます。

どのレイヤーが検索可能かについても設定することができます。

情報表示、読取専用、および検索可能かを設定するには、プロジェクト > プロジェクトのプロパティ > データソース ページに移動し、目的の動作に合わせてチェックボックスをアクティブにします。

情報表示できない、更新できない、検索可能/不可能のレイヤーの構成例
情報表示できない、更新できない、検索可能/不可能のレイヤーの構成例

追加フォントを使用する

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QFieldでは使いたいありとあらゆるフォントをお使いいただけます。

追加のフォントを登録するには2つの方法があります。

  1. デバイス上の<drive>:/Android/data/ch.opengis.qfield/files/QField/fontsフォルダにフォントファイル(.ttfまたは.odf)を追加することで、全てのプロジェクトと個々のデータセットで利用可能になります。
  2. 指定したプロジェクトファイルと同じフォルダにフォント (.ttfまたは.otf) を追加すると、 そのプロジェクトファイル(.qgsまたは.qgz)を表示するときにのみ、 フォントにアクセスできるようになります。

備考

QField 2 以降、フォントファイルはデバイスのメインディレクトリ <drive>:/QField/fonts ではなく、アプリディレクトリ <drive>:/Android/data/ch.opengis.qfield/files/QField/fonts に保存する必要があります。

SVGシンボルをカスタマイズする

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SVGシンボルをQGISプロジェクト内に直接埋め込むことが可能です。

  1. SVGシンボルを使いたいレイヤを選択し、 プロパティ画面を開いてください。
  2. プロパティ --> シンボロジからシンボロジを開きます。
  3. シンボルレイヤーパネル にてシンプルマーカーを選択します。
  4. シンボルレイヤタイプ > SVGマーカーからシンボルレイヤタイプを変更します。
  5. 画面の下のほうにスクロールします。
  6. 右側のファイル選択ボタンをクリックし、 ドロップダウンメニューを開きます。
  7. ファイルを埋め込むを選択し、 ファイル選択ダイアログからSVGファイルを選びます。
  8. 変更を適用し、OKをクリックします。