プロジェクトの選択¶
QFieldにはファイル選択機能があり、デバイスでプロジェクトをローカルにて開くことができる。クラウドからファイルを開くには、QFieldCloud を参照してください。
備考
Android 11から、アプリはメインおよび外部ストレージコンテンツへのフルアクセスが拒否されるようになりました。QFieldにとって、これは、ストレージフォルダーに転送されたりダウンロードされたりしたプロジェクトやデータセットへの直接アクセスが不可能になったことを意味します。詳しくはQFieldのストレージアクセスについてを参照してください。
プロジェクトフォルダや個々のデータセットは、アプリ専用の保存場所 <drive>:/Android/data/ch.opengis.qfield/files/QField
にインポートする必要があります。この動作により、外部SDカードやリモートファイルを扱うプロバイダ(Google Driveなど)からのインポートもサポートされます。
警告
QFieldをアンインストールすると、アプリフォルダも削除されますのでご注意ください。アップデートすると残ります。
ローカルプロジェクトをインポートして開く¶
フィールドマーク
ローカルファイルを開く(メニューボタン > 開く)と、"QFieldファイルディレクトリ"、"インぽイートされたデータセット"、"インポートされたプロジェクト "という新しいフォルダと、右下のプラスボタンからアクセスできるドロップダウンメニューが表示されます。
ドロップダウンメニューには、プロジェクトやデータセットのインポート方法が表示されます: フォルダからプロジェクトをインポート、ZIP(アーカイブ)からプロジェクトをインポート、(個別の)データセットをインポート。
フォルダまたはZIPアーカイブからプロジェクトをインポート¶
「フォルダからプロジェクトをインポート」アクションでプロジェクトをインポートする場合、QFieldがフォルダー上の指定されたフォルダーの内容を読み込む許可を要求します。フォルダーを選択すると、QFieldはそのフォルダーをコピーします。フォルダが選択されると、QFieldはそのフォルダの内容(サブフォルダを含む)を「インポートされたプロジェクト」フォルダにコピーします。ユーザーはそこからプロジェクトを開いて操作することができます。
ドロップダウン・メニューから指定したフォルダを再インポートすると、同じフォルダ名の既存のプロジェクトは上書きされます。これにより、ユーザーはプロジェクトを更新することができます。
警告
地物の編集、追加、削除は、インポート時に選択した元のフォルダではなく、インポートしたプロジェクトのデータセットに保存されることに注意してください。
データセットのインポート¶
個々のデータセットをインポートすることもできます。システムのファイル選択ダイアログで1つ以上のファイルを選択し、「インポートされたデータセット」フォルダにコピーされます。インポートする際には、すべてのサイドカーファイルが選択されていることを確認する必要があります(例えば、シェープファイルデータセットの場合、.shp、.shx、.dbf、.prj、.cpgファイルを選択する必要があります)。
お気に入りのディレクトリ¶
ファイル選択の最初の画面には、お気に入りのディレクトリを示すセクションがあります。 お気に入りにディレクトリを追加するには、ディレクトリ名のファイル選択しロングタップします。 お気に入りからエントリを削除するには、お気に入りリストのエントリをロングタップします。
変更されたプロジェクトやデータセットを取得する¶
デスクトップの準備
インポートしたプロジェクトやデータセットは、USBケーブルを使って直接アクセスできます。ローカルファイルを開くと、ストレージ上の場所が上部のナビゲーションバーに表示されます。
USBケーブルでコンピュータに接続されたほとんどのデバイスでは、パスは<drive>:/Android/data/ch.opengis.qfield/files/
となり、この中に「インポートされたデータセット」と「インポートされたプロジェクト」の両方のフォルダがあり、その中に編集したコンテンツがあります。
送信する¶
フィールドマーク
Android APIを使用して、QFieldから直接データセットを共有・送信することができます。これにより、編集したデータセットをサードパーティアプリ(Gmail、Drive、Dropbox、Nextcloud、お気に入りのメッセンジャーアプリなど)に直接送信することができます。